最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「また、天界に戻ってくれば、わかる」


天使はそう言うと、優しい顔をして微笑んだ。


その顔は


カイトの笑い方と、なんだか似ていた。


何も言えず黙っていると、天使がパチッと指を鳴らす。


「そうそう…。オレがなんでまた現れたかと言うとな?

カイトがあんたを助けた事実を、記憶から消したつもりでいたのに…ミスった。

肝心の、あんたの記憶を消し忘れてた」


「私だけ…?ってことは、カイトは私のこと、覚えてないの?」


胸が、ギュッと苦しくなる。


カイト…!