最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「あ!お姉ちゃん、起きたの?やったぁ、やっとお話できるね!」


女の子は、ベッドの側までかけよってきた。


「あなたは…?」


「お姉ちゃんと同じお部屋の、マリアだよ。お姉ちゃんは、いーね、毎日誰かがお見舞いに来てくれて。

クリスマスの日も、プレゼントた~くさんもらってたね!」


クリスマスの日…?


「え…今日って、何日?」


「12月28日だよ」


うそ…。


もう、そんなに経ってるの?


「ねぇ、クリスマスの日に…このマフラー持って来た人、覚えてない?」


看護師さんがテーブルに置いていったマフラーを指差すと、


マリアちゃんは、にっこりと笑った。


「それね、天使みたいに綺麗なお兄ちゃんが置いて行ったんだよ」