最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「ひかれそうになったけど、ギリギリの所でバイクが先にスリップしたのよ。

とにかく、先生を呼んでくるわね」


看護師さんはそう言うと、「…あぁ、頭を強くうったらしいから」

そんな事をボソッと呟きながら、病室を出て行った。


どうして?


カイトがいたこと…、


みんなの記憶から、消されてしまったってこと?


そんなのってない…。


私は、覚えてるのに。


それに、このマフラーがその証…。


ベッドから出たくて、点滴につながっている手首の注射針を外そうとしていると、


病室の入口に立っている、小学生ぐらいの女の子に突然話しかけられた。