最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「…行かせない。天使が来ても、私が行かせないから」


私のせいで…、カイトが死ぬなんて、


絶対に嫌だ。


「さだめ…かな」


「え…」


「人間にはさ、天命ってもんがあって、それはどうすることもできねぇらしーわ。

きっと、オレの命の期限は、今日…この、クリスマスの日までだったんだな」


そんな、笑顔で言わないでよ。


笑えないよぉ…。


「違うよ。私を助けなかったら、カイトはまだ生きれたのに。

明日もカラオケ店で働いて、そしてまた、素敵な恋をして…。

お願いだから、一緒に戻って…下さ……い」


最後の方は、もう声にならなかった。