最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「生きてるかどうか……、オレが調べてやろっか?」


え?


カイトは私の腕を軽くつかみ、引き寄せる。


顔が近付き……


って、ちょっと!?


「やだっ!!ひどいよ……カイトまで、私に無理やりキスしようとするの!?」


つかまれた腕を振りほどこうとして暴れると、カイトに両手をつかまれた。


「安心しろ、キスじゃないっつの。死人は……瞳孔が開いてる。美衣の目は……」


カイトは私の目を見つめ、ゆっくりと近づいてくる。


瞳孔の確認だったんだ……。けど、そんなに近寄られると、困る。


「ん……暗くてよく見えねぇな」


カイトの顔が、至近距離に迫ったその時。