最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

って思った時、


男はもの凄い形相で、上半身を反らした。


怖くて目をつぶりかけていたけど……、


男はずっと身体を反らしたまま。


え……?


「お待たせ、美衣。イケナイ遊び覚えちゃダメだろ?」


男の横から、しゃがんだカイトがヌッと姿を現した。


「カイト……?えっ、何やってるの?」


「何って……このマフラーで、コイツに魔法をかけちゃった」


なんて、ガラにもなく可愛く言いながら、ニッコリ微笑んで


カイトは金髪男の首に巻き付けたマフラーを、手からパッと離した。