最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

「わ……私は死んでません!」


「気付いてないのか?可愛そうにな。

オレみたいに、ずっと行き場もなくこの世を彷徨ってんだろ?」


ということは……、この人は……もう?


だから私が見えるし、身体にも触れられる。


自分だって同じような立場なんだけど…。ゾワッと身の毛がよだつ。


「違う……。朝までには、絶対に自分の身体に戻るもん」


「朝までに……ねぇ。じゃ、戻れなくしてやろっか」


私の手首を押さえてない方の男の手が、私の頬に触れる。


「イヤっ……」