最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

逃……逃げないと。


ダンスフロアで踊る人の足元に転がった私は、


たくさんの人たちの足に踏みつけられる。


イヤだ……、気持ち悪い……。


アハハ、と楽しそうに頭上で笑う声が聞こえ、気持ち悪さが増していく。


踏まれる感覚も持ち合わせてないから、痛くはないんだけど、


自分の身体を他人が抜けるこの光景は、やっぱり我慢がならないよ。


さっきの男に見つかる前に、ここを出よう。


そのまま這って、ダンスフロアの端まで移動すると、後ろから誰かが乗ってきた。


「見つけた!さて、次はどうしよっかなー」


無理やり仰向けにされ、馬乗りになられる。