最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

う……ウソだ。


なんで!?


「場違いなんじゃね?なんでこんなとこに遊びに来てんの?」


「……っ」


怖くて、声にならない。


どうしてこの人は、私の手を掴んでるの?


ガタガタ震える私を、目の前の彼は楽しそうに見つめる。


「誰ですか……私が、見えるの?」


なんとか声を振り絞ったけど、彼は私の言葉になんて答えてくれない。


「名乗るほどの者ではありませ~ん。な、踊りに行く?オレがあっちまで連れてってやる」