全く。
幽体離脱ってやつは、厄介だよね。
この世の人は、私を見てるようで見ていない。
こっちは見えるのに、相手には見えないんだ。
深呼吸しようと、大きく息を吸ったときだった。
「……ひとり?」
え?
目の前の金髪の彼が、私に話しかけてきた。
いや、違うよね。私にじゃ……ない。うしろの彼女に?
そう思って振り向くと、タバコを吸っていた女性に変化はなく……。
うしろに気を取られていると、突然強い力で腕を掴まれた。
幽体離脱ってやつは、厄介だよね。
この世の人は、私を見てるようで見ていない。
こっちは見えるのに、相手には見えないんだ。
深呼吸しようと、大きく息を吸ったときだった。
「……ひとり?」
え?
目の前の金髪の彼が、私に話しかけてきた。
いや、違うよね。私にじゃ……ない。うしろの彼女に?
そう思って振り向くと、タバコを吸っていた女性に変化はなく……。
うしろに気を取られていると、突然強い力で腕を掴まれた。


