最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

慌ててカイトの胸から離れた。自分でもびっくりするらい、強い力で抱きついてたから。


恥ずかしい。


ハッと顔を上げると、酔っ払いのオジサンが私に向かってフラフラと歩み寄ってきた。


よけようと一歩さがると、カイトが私の前に立ちはだかった。


「え、何?」


「……あんまり気分がいいもんじゃない」


カイトは私をまた抱きしめる。


抱きしめられるのって、正直気分……いい方だよ?何言っちゃってんだろ。


ドキドキしながらカイトを見上げると、衝撃の事実に遭遇した。