最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

強い衝撃に襲われる……かと、思った。


けど、なんの衝撃もない。


そぉっと目を開けると、私たちは街中に降り立っていた。


ここは……ちょうど、今日私とカイトが出会った


クリスマスツリーがある場所だった。


夜中だけどライトは点いたままで、ツリーの一番上の星が光を放っていた。


行き交うのは、イブを楽しむカップルや飲んだ帰りのサラリーマンたち。


「いつまでオレにしがみついてんの?」


「わっ!」