最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

ものすごい勢いで、重力に従い、下へ下へと落ちていく私とカイト。


身体中の血が、全部足先に集まりそうだった。


というか、このまま落ちたらどうなるのーっ!?


「カイト!止まってぇーっ!!」


「今じゃないとできない、落下ごっこ」


落下ごっこって、そんな楽しいものじゃないしぃ。


カイトは嬉しそうに、私の身体をギュっと抱き寄せていた。


みるみるうちに、点で見えていたキラキラの夜景は、ただのビルの塊になる。


というか、地面にぶつかっちゃう~~~!


もう見ていられなくて、カイトの胸に顔を埋め……キツくその身体を抱きしめた。


「怖いっ……怖いからやめてぇ、お願い」


震える声で、そうつぶやいた。