最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に

カイトに手をつながれ、夜空を空中飛行。


真っ暗闇の中、眼下に見える街のイルミネーションを見ながら飛ぶ。


たまに回転しては、今度は夜空を見ながら星屑の中を遊泳するんだ。


まるで、ピーターパンとウェンディだよ……。


「すごーい!こんなの、初めて!!」


「だろ?でも、怖くないんだな。空飛ぶとかって、怖くねぇ?」


「ううん。ずっと、空飛びたかったんだ!よく夢に見るの」


私がそう言うと、カイトはまたひとりで含み笑いをしていた。


もう、ハッキリ言って欲しいんだけど。


私がちょっと拗ねた顔で頬を膨らますと、空を飛びながらカイトが片手を私の肩に回した。


そして、ギュっと引き寄せられる。