溺愛キング

「だから願いてなに?」

『んん、や、藍、耳噛まないでぇ』

「願いきいてやるから」

『止めてぇ、やぁ、』

「矢耶…もっかい」

『?!』


ちょ!もう、無理だよ?!

さすがに無理無理無理ー!!!!


『お願いてゆうのはね!一週間優乃さんのお店でお手伝いしたいのぉ!あお!ね!聞いてる?!あ、やぁ、、、』

「ん、矢耶可愛い」

『待って、ねぇ、待ってよ!あおぉ~聞こえてる??』


思いっきり、藍を引き離した。

じゃないとまた始まっちゃうもん。


「あ?無理だそんなん」

『お願い~』

「無理だ」

『なんでダメなの?』

「そんなことする必要ないから。矢耶はずっと俺といればいいんだよ」

『一週間だけだもん!』

「だめ」


ちゅ、と藍がキスしてきた。

嬉しい。藍すき。

………………じゃなくて!!!!!

違う違う違う!

ふぅ、危うく流されるとこだった。


『なんでだめ?ちゃんとした理由があっても?』

「理由てなに?」

『……………』

「ほら、言えないのか」

「矢耶、俺から一時も離れんな」


ぐいっと腕を引かれ、藍の腕の中に収まった。

優しく頬を撫でられ、これでもかってくらいイケメンな顔を近付けてきた。

額と額がコツンと触れた。


「矢耶の匂いてすごい安心すんだよ。少しでもこの匂いが遠くなると不安になんだよ」


ちゅ、とまたキスしてきた。


「分かる?一週間優乃さんのお店手伝うことなんで反対なのか」

『けど』

「けどじゃない」

『ぶう!』

「矢耶、俺はお前と1秒も離れたくない」

『別に死ぬってわけじゃないのに』

「俺は死ぬから」

『もお!』


これじゃぁ、話進まねぇ!

あ、つい藍の口癖が移っちゃった!

もうどーしよう。藍の単プレ買えない…

類さーん!助けてー!