溺愛キング

『矢耶に俺から伝えますけど…』

「類さんに代わってよぉ~」


あぁー!なんだよ!

絶対に渡すもんか!


《直接、矢耶に頼みたいから代われ》


くっ、そーーーー

類さん、やなヤツだ…


《おい、早くしろよ》

『分かりましたよ、代わればいいんすね』


あー、矢耶との至福の時間がぁ~…

そんなこと思ってたら、矢耶の手が横から現れ携帯が奪われた。


『やや!』

「もしもーし!類さん?!矢耶です!」


なんだよ!可愛い声だしやがって!

すかさず矢耶に近付き、後ろから抱きしめた。


「やっ!あお!苦しいよぉ~類さぁーん」

『なんで類さんなんだよ』


ソファーから矢耶を離れさせたりしない。

俺の居ないとこで、他の男と電話なんかだめだ!

顔を近付け、会話を聞こうとした。


《おぉ、矢耶、相変わらず声も可愛いなぁ~》

「うわぁ、めっちゃ嬉しい!類さん好き!大好き!ありがとう!」


な、なんだとーーー?!