溺愛キング

「ん……」


矢耶の声が俺を酔わす。


『矢耶。ありがとう。すっげー嬉しい。俺の方がお願い聞いてもらってるみたいだ』


一回のキスだけでは、物足りなくて何度もしてしまう。

ソファーに矢耶を押し倒した。

矢耶の瞳に俺が映ってる。

その瞳は一生俺だけを見てればいいと思う。


『矢耶、俺、止まんねーよ?』

「あお…すきぃ」

『そんなこと言ったらダメだろ?今テスト期間中』

「けど、好きなの。好きが止まらない」

『………知らねーよ?どーなっても』

「だから言ったじゃん。点数悪かったら、藍のせいだって」


口を尖らせる矢耶。

思わず、キスをしてしまう。


「どーしよう。毎日藍への気持ちが大きくなっていっちゃう。止まらないの」

『今日の矢耶さいこー。俺、昇天しそう』


矢耶の頭を撫でる。

けど、ほんとにこの状況はヤバいかも。

止まらないかも。