溺愛キング

『あ?なに当たり前のこと言ってんだよ』

「違うの!テスト終わった日はずーっと矢耶と居て。どこにも行かないで」

『?』

「溜まり場にも行かないで。海亜や翼とも居ないで。矢耶と二人で居て」



どうしたらいい?

俺、なんて、答えたらいい?

嬉しいんだけど。

普通に。

頭おかしくなりそう。

嬉しすぎて言葉になんねぇ。


『矢耶…』

「テストの点はまだわかんないけど、終わった日は二人で居たい。それが矢耶のお願い」

『…………』

「お家でずーっと二人で過ごしたいの。誰にも邪魔されずにいたいの。だめ?」


思わず、強く抱きしめた。

これでもか、ってくらい。

抱きしめるだけじゃぁ、抑えきれなくて、矢耶にキスをした。