溺愛キング

『藍、やっ、待って』

「なんだよ、着けてねぇのか」

『だって〜』

「けど、この服、似合ってる」

『ありがとう』


だって、しょうがないじゃん。

洗濯してないし、そもそも、ここ海亜ん家!

下着見せるとか…

有り得ないでしょ!


「あー、今日寝れねー」

『?』

「翼、分かるだろ?」

「あ?」

「だから、」

「あぁ、分かるよ。けど、お前が許したんだろ」

「仕方ないだろ」

「まぁ、俺は遠慮しないけど」

「はぁ?!」


藍が驚いて体が揺れたから、振動が伝わってきた。


「だから、俺らは二階で寝るからさ」

「…………」

「二人は一階で布団でもひかせてもらえばいいじゃん」


え、それお泊まり会する意味あるの?


「なるほど」


えぇー!

藍も納得しちゃったー!