溺愛キング

『海亜〜近いよぉ〜』

「なによぉ―――矢耶ってば、なに照れてちゃってんのよ〜」

『照れてないょ!!』


顔を真っ赤にしながら言っても意味ないけどね。


「なに海亜に顔赤くしてんだよ」


なんでまた藍はそんなことで不機嫌になるのさぁ。

海亜にヤキモチ妬いちゃって。

ほんと藍はヤキモチやきだ。


「矢耶、顔ニヤニヤしてキモい」

『なっ!!』


海亜ってばグサッとひどいこと言うなぁ――――……


「嘘よ〜矢耶は可愛いからっ!!って藍飛!なに睨んできてんのよ!」

「睨んでねぇよ。」

「海亜も藍飛もいい加減にしろよ矢耶も何か一言言ってやれ。」


一言って翼…

それ無茶振りって言うんだよ。


『藍、だいすきだから喧嘩は止めようよ。』


矢耶も馬鹿正直に答えちゃった。

みるみる顔が熱くなっていく。

てか、誰か反応しようよ。


「矢耶〜ほんと可愛いんだから。藍飛にはもったいないわ。てか、ごちそうさま!」

「ったく、矢耶には負けるよ。なんだこのバカップルわよぉ。」


海亜と翼が飽きれた様に言う。

バカップルって翼達には言われたくないし!


「矢耶。今日帰ったら即ベットだから。覚悟しとけよ。」