月夜に舞う







「もういい、雪羅がいれば。もう二度と神舞はするな」



「私たちの生活を脅かすものがいれば、川の水はなくなるでしょう」



今まで何千年も水害がなかったのは私がいたから。



私たちはそう告げて、村人の前から姿を消した。