「もし?そうゆう事だから!夕飯作ったままだから温めて食べてね~。今日はアズと寝る~!」 由香は私を見ながらピースした。 私もピースで返す。 由香が電話を切り煙草に火をつけた。 フ―…。 不安で不安でならなかったと思う。 それは私も一緒だった。 テレビの音と雨の音が重なる。 「腹減ったぁ~。」 由香がお腹をさすりながら言う。