それからというもの、 何気無く櫛森くんを 目で追っていた。 あまり男子と群れていないようだ。 しかも女子とも喋っているのは見たことがない。 基本的には決まった男子と静かに話しているようだ。 ……なんだ。 ………あたしと変わらないじゃん。