『あ、帰る。』 気づけば6時をまわっていた。 さすがに近いからといって長居する訳にはいかない 深も家族も食事の時間みたいだし? 「おぉ、もうこんな時間だな」 そういって立ち上がり、窓を開ける。 ……帰らせるき満々じゃん。 私も立ち上がり、ベランダに出る。 『今日はありがと。じゃね。』 すぐに帰らないと眼から雫がたれてしまう。 帰らせようとするのは…本当は知ってる。 でも信じない、馬鹿な自分。 許されることなら10時までだっている。 でも深に“早く帰れ”なんていわれたくないから。