今日も地球の上では☆1

別に大騒ぎをせずに、『あの写真が気に入ったから待ち受けにしたの』とか、さらっと流して誤魔化せばいいものを……。

そう出来ずに、『待ち受けを見られた』⇒『好きな事がバレた』⇒『その事について何か言われる』……そう言う図式しか思い付かないのが、ミューのいいところなんだけど。



よし、じゃぁ、ミューがパニックになっているようだけど……更にパニックになる告白をしようかなぁ♪



「あのさ、ミュー。話があるんだ」

俺がそう言うと、ミューは顔から手を離して、真っ赤な顔のまま言った。




「私、流くんが好きなのっ! 大好き!」




ドクン!

ミューの気持ちは知っていた筈なのに、初めて耳から伝わる『好き』と言う言葉に、胸のドキドキが止まらなくなっていた。



ああ、やべぇ~……嬉し過ぎて、心臓爆発しそう!





……。

って!



ダメじゃん、俺!

俺から告白しようと思ったのに、先手打たれて喜んでちゃ……ダメだろう?