今日も地球の上では☆1

「いただきます」

俺はそう言ってから、準備された食事を食べ始まった。

黙々と食べていたけど……。



「何? どうしたの、さっきからジーっと見てるけど?」

そう、彗ちゃんが俺の目の前に座って、お茶を飲みながらニコニコと俺を見ていた。



「んー? なんかね、流ちゃん、大きくなったなぁ……ってしみじみ思って」

「なんかそれって、『姉』って言うより『母』って感じのコメントだよ?」



まぁ、10才も年が離れていると、それに近い感覚なのかもしれないけど、そればっかりは俺が理解出来るものではないからなぁ。

俺がそんな事を考えていると、彗ちゃんが『あっ』と何かを思い付いた顔をした。



「ねぇねぇ、流ちゃん」

「ん? 何?」

「流ちゃん、彼女いないの?」



うぐっ

「げほげほげほ」

予想外の質問に、思わずむせる。



「あぁ、何、その反応は? 焦るなんて、怪しいなぁ」

彗ちゃんがそう言った時。



ピンポーン ピンポーン



うわっ!

このタイミングで……多分、ミューだよな?