智仁side 今日も約束を組んでいるからと、智仁は図書室に向かおうとしていた時、 「持田くん、ちょっといいかな」 とクラスメイトの女子にに呼ばれた。 「何?」 「持田くんって好きな人居るの?」 いきなりの質問に戸惑う。 「は?何いきなり、」 「え、だって今、いい感じの子居るじゃん。好きなのかなって……。」