しぃくれっと・はぁと

隼人はもう諦めないといけない。


そう自分に言い聞かせた。



なら、智仁にする？



と、考えてみた。


だけど無理だった。


それだと智仁に失礼すぎる。


やっぱり智仁と恋人関係の２人なんて考えられなかった。


それに隼人への気持ちを忘れることなんて出来なかった。



愛生は決意した。



ある日の昼休み、智仁を呼び出した。