それから1週間がたった。 菜依とは仲直りしてないし、智仁に返事もしていない。 その上、愛生は理子と隼人が話をしているだけで心配だった。 ある昼休み、職員室の前をある男子生徒が歩いていた。 「結婚式のさ、」 と言う声が聞こえて、誰が結婚するのかなと興味津々で職員室をチラッと見た。 すると、そこでその話をしていたのは理子と隼人だった。 男子生徒はビックリして、急いで友達に話した。