この部屋は哀しみに 埋め尽くされているけれど 朝だ。 快晴だ。 雲一つない青空。 「朝ご飯…食べませんか?」 私の言葉にみんな少し おどろいたけれど、 ほほえみかえした、みんな。 それは…イエスってこと? ────そぅ、ですよね。 ねぇ、慎、 人はみんな、ひとりじゃない。 誰かに支えられて 生きてるんだから。 支えっぱなしは辛かったでしょ? だから…こんどは私達が 慎を支えてあげるから。