「オイ、何、ニヤついてんの??」


「いやぁ、何でもないよー。」


 あたしがそこまで言うと


-ガチャ


 とドアが開いた。


「おっはよー!!!!!」


 ドアを見るとそこには、中島夢人が居た。


「あれ??2人とも早いじゃん♪」


 と陽気に話す中島夢人。


「まあな。俺はいつもの事だが祐麻は珍しく早く来た・・・。」


「ん??怜、今、祐麻って言ったか???」


 お、鋭い・・・。


「そうそう、俺、コイツの事、祐麻って呼ぶ事にしたから・・・。」


「んでっ、あたしも会長の事、怜って呼ぶ事にしたからっ!!」


 あたしが、そう言うと


「お前らっ、いつからそんな、関係になったんだよ!!!!!」


 少しだけ顔を青ざめながら夢人はそう言った。


 その言葉を聞いた怜は


「え、別に・・・夢人に関係ある???」


 と冷たい一言を言い放ったのだった。