「「「おはようございまーす!!!」」」


 あたしたちは登校してくる生徒に向かって大きな声で挨拶をする。


 しかし、返してくれるのはあたし以外の生徒会のファンクラブである女生徒とまじめな生徒のみだった・・・。





 今までの生徒会はイメメンだらけだったため、ファンクラブがあり、会員数が他校を含めて600人居るとおもわれる・・・。 


 しかし、あたしは、そうゆう面倒くさいのはイヤだったためファンクラブには入っていなかった。







「ねぇ、あの子何者~??」


「超、ウザイんですけど~。」


「怜様から離れなさいよ~。」


「そうよ~。汚らわしい!!!」



 とヒソヒソ話す声が聞こえた。


 ま、予想はしてたけど・・・。いざ言われると、こう・・・胸にグサッ!!!っと・・・。


 あ・・・・・どうしょ・・・涙出そ・・・。んゃっ!!!ダメっ!!!こんな事で泣いちゃっ!!!だ・・・め・・・。


「・・・グスッ・・・う゛っ・・・。」


 あー、泣いちゃった。でも、気づかれない様にすれば大丈夫だよね???


 


 





 そう思ってたのに・・・・・・・・・・・。


「オィ!?お前何で泣いてんの!!?」


 と川瀬怜が声をかけてきた。


「な゛ぃてな゛いじ・・・。」


「泣いてんじゃん・・・。」


 なんで?なんで、気づかれちゃったの???