『37』と書かれてあった。
黒板でこの数字を探してみると
一番後ろの列だった。
ドア側から2番目の席。
そして誰もが気になるクエスチョン
となり…誰なんだろう?
「荷物を持って移動っ」
先生が指示を出して、さらに
クラスがざわついた。
私は座った席の隣の人をチラリと見た
…宮岡だった。宮岡洋介
「なんだょッ。茂木の隣かよっ」
宮岡がボソっと言った。
私だって、イヤですよっ…
宮岡とはあまり話したコト
もなく、正直この席イヤだった。
私はためらい、好きな人を探した。
席は窓側の後ろ…微妙な距離。
黒板でこの数字を探してみると
一番後ろの列だった。
ドア側から2番目の席。
そして誰もが気になるクエスチョン
となり…誰なんだろう?
「荷物を持って移動っ」
先生が指示を出して、さらに
クラスがざわついた。
私は座った席の隣の人をチラリと見た
…宮岡だった。宮岡洋介
「なんだょッ。茂木の隣かよっ」
宮岡がボソっと言った。
私だって、イヤですよっ…
宮岡とはあまり話したコト
もなく、正直この席イヤだった。
私はためらい、好きな人を探した。
席は窓側の後ろ…微妙な距離。
