私のお母さんは女手一つで育ててくれた。
随分苦労したみたい・・・。


だからお母さんが再婚したいと思ってたら「どうぞ」って快くOKしようと思ってた訳よ??
私も兄弟とかほしいなぁとか思ってたし・・・。

でも・・・これはないじゃない??


「こんにちは〜!!」


目の前に居たのは・・・同じクラスの高岡侑斗??


「挨拶無し??」

「こん、にちは」


学校から帰ると何故か高岡侑斗が居て・・・多分お母さんの再婚相手とお母さんと・・・高岡侑斗。


「お帰り。飛鳥」

「ただいま・・・??」


冷静なお母さん。


「こんにちは。初めまして。高岡浩輔です」


笑顔で挨拶する私のお義父さんであろう人。


「お前遅いなぁ・・・」


んで・・・高岡侑斗。


「・・・何で??」


言葉に出たのはこの一言。


「侑斗君同じクラスなんですって??」

「侑斗から聞いてビックリしたよ」


私がビックリしたよ!!


「お母さん・・・兄弟になるのって・・・高岡侑斗??」

「そうよ??」


・・・マジ??
もしかしなくてもこれから一緒に暮らす訳??


「よろしくな♪飛鳥」


嘘だぁぁぁぁぁぁ!!