俺の誕生日もあと3時間という時間になってしまった。



美亜は窓から夜空を眺めている。




悠希「星見える?」


『うん、見えるよ』


悠希「今から、外行って見に行こうか?」





俺がこう言ったら、美亜どんな反応したと思う?


目をキラキラと輝かせて、いいの!?っていうんだよ(笑




外に出ると、涼しい風が俺らを包んだ。





『ねぇ、どこ行くの?』


悠希「俺の秘密の場所…」





美亜の歩幅に合わせて、2人並んで歩いた。




月明かりが俺らの影を作り出している。

どうしても、その影を1つにしたくて、

俺は美亜の手を握った。








ギュッ









『…///』


悠希「…///」






2人とも無言で歩いた。