『白い部屋は…もううんざりだったけど…真っ黒のほうが…気持ち悪いな』 ゆるり、と闇が「ぼく」をしめつける 『…なんだか…おとなしいね…だいぶ…つかれたろう』 のどから、はなから、闇が体内に侵入して息が苦しくなる 人の行き交う、音が聞こえてくる