ドクンッドクンッと身体全体で、緊張する。
これを、見ればわかる。
手がガタガタと震える。手に取った財布を床に落としてしまいそうになる。うまくあけられない。
「大丈夫?なんなら、俺もう帰ろっか?邪魔になったらよくないだろうし」
この人には聞かなきゃいけない事が、ある。
「大丈夫です。ごめんなさい…なんだか緊張しちゃって」
「そっか、ゆっくりいいよ?まだ時間あるし」
「すみません」
一枚一枚、カードを見ていく。
小山美沙、小山美沙、小山美沙――
私の名前だ。だけど一枚だけ安藤優という名前が入ったカードがあった。これは、私のなのか、それとも、私じゃない誰かのものなのか…。
学生証を手に取ると、ほっとした。
見慣れた自分の顔と、小山美沙の名前と生年月日。
あぁ、よかった。私は、やっぱり存在した。
これは、この身体は、私のモノだ。
これを、見ればわかる。
手がガタガタと震える。手に取った財布を床に落としてしまいそうになる。うまくあけられない。
「大丈夫?なんなら、俺もう帰ろっか?邪魔になったらよくないだろうし」
この人には聞かなきゃいけない事が、ある。
「大丈夫です。ごめんなさい…なんだか緊張しちゃって」
「そっか、ゆっくりいいよ?まだ時間あるし」
「すみません」
一枚一枚、カードを見ていく。
小山美沙、小山美沙、小山美沙――
私の名前だ。だけど一枚だけ安藤優という名前が入ったカードがあった。これは、私のなのか、それとも、私じゃない誰かのものなのか…。
学生証を手に取ると、ほっとした。
見慣れた自分の顔と、小山美沙の名前と生年月日。
あぁ、よかった。私は、やっぱり存在した。
これは、この身体は、私のモノだ。


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