黒猫 - 迷子の不良黒猫ちゃん - 【完】




龍が


「そういえば、猫っていえばさ………[黒猫]って知ってるか?」


と、目線は猫に向けたまま私に訊いた。


ん?

それって………



私は黒い子猫を持ち上げて


『黒猫。』

「ミー」


龍に見せた。
立派な黒猫だよ。
子猫だけども。


「ちげーよ!」


龍は怒鳴って私の頭を叩いた。

ですよねー。
だったら訊きませんよねー。

嫌な予感しかしないわ。


「女の不良で、通り名が[黒猫]なんだよ。」


龍が金髪の頭をガシガシと掻きながら言った。


ですよねー!

嫌な予感的中したよ。

やったね超悲しい。