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次の日ー…



「とゆーわけで、犯人見つけて絞めるでー!」


『暁人…。うるさ…Zzzz。』


「鈴ちゃん寝らんといてー!」



午前7時

下足箱の近くに私、暁人、龍が潜んでます。




「おい。」

龍が私の肩を揺すって起こす。



『ん、なに?』


「なんでまた変装してるんだよ。せめて眼鏡はずせ。」


そう言って龍はカチャ…と私の眼鏡をはずした。



『んー……Zzz。』


私は目をゴシゴシとこすってまた眠る。



「やっぱ、猫……だな。」

龍は私の頭を自分の胸元に押さえつけ、抱きしめた。
















「なんか、わい、めっちゃ邪魔みたいやん……。」


暁人は疎外感を味わっていた。