黒猫 - 迷子の不良黒猫ちゃん - 【完】






『どうしたの。』


私が言うと



「如月さんのお見舞いに来たんだけど……。」


手に持ってる花束を見せながら言ってきた。




そんな花束、気持ちなんて込めてないくせに。

先生とかに言われたからお見舞いに来たくせに。




心配するような素振りなんてしないでよ。




『…そう。私、もう行くから。』




そう言って、その場から離れようとしたが


「九条さん!待って!」


引き止められてしまった。



『…なに。』


「あ、あのね?九条さん、如月さんが入院してるから学校では1人じゃない。
だから、私達のグループに入らないかな〜…って……思って。」




それは、同情?哀れみ?




私は断ろうとしたが



『ーーっ!?麗っ!』



視界に、麗が走っているのが映った。




あまり走ったらダメなのに……!!