「え?」 『………。南、さん?あなたの父上の仕事は?』 「えっと、よく分かんないけど、機械とかを扱う仕事。」 私はそれを聞いて考える。 機械扱ってるなら、ケータイの情報書き換えるのなんか造作もない。 しかもこの日は、麗と悠平くんは会っていた。 「う、嘘じゃないからっ!」 「あ、あぁ、分かってる。南。」 俯いて泣きそうな南さんを見て、かばう悠平くん。 けど、私には見えた。 南さんの口元が、 妖しく弧を描いていたのが。