黒猫 - 迷子の不良黒猫ちゃん - 【完】






すると、南って子が話し出した。



「あたし、ずっと悠平くんが好きだったの……。悠平くんは如月さんと付き合っていて……。
でも、諦められなかったから、如月さんにそのことを言ったの。」



南って子は、俯いて、震える声で言った。


それを悠平くんは心配そうに見つめる。




「そしたら、それから変なメールは来るし、無言電話とかかかってくるようになって……!」



『それは、証拠あるの?』




私がそう言うと





「メールは削除しちゃったけど、着信履歴なら……。」





私はそのケータイを見てみた。




10月9日 22時15分 093-×××-×××



麗の電話番号……?





でも、この日は



『悠平くん、この日、麗と一緒に居たはずだけど。』