「慎、なにしてるの。 早くご飯食べちゃって??」 俺の行動を見た高宮は、呆れたようにクスクスと笑う。 慎?! 慎ってなんなんだ!! 高宮と言えば“桐谷慎”だろ!? 読者の期待を裏切る呼び方をしていいのか!! 悶々としながらダイニングに座ると。 「ったく、トロいんだから。 さっさとご飯たべろよな。」 と、クソガキが言うので。 ゴンっと頭を軽く殴って 「いただきます♪」 と、高宮に微笑んだ。