「なぁー慎也・・・今の仁さん可哀想だな」 「あぁ。あれはヤバいって・・・」 「たぶん本人は睨んでいるつもりだけど」 「あれは誘っているようにしか見えねぇ」 「高杉先輩 大変だねぇ~」 と上から春季、慎也、水樹、紘喜、由梨の順で話している声は仁に捕まっている夏希には聞こえなかった。