「おはよう」



「あっそうそう 夏希ちゃん今から屋上に来てくれるかな?」



紘先輩があたしの前に来て言った。



「なぜ?」



「なぜって・・・仁が呼んでるんだ」



声を小さくして言った。



「はぁーわかりました」




まったく一体何の用なのよ!!



「ナツ・・・」




トモが心配そうに言った。



「大丈夫だから」



あたしはそう言って先輩の後を追った。