理玖のことで一睡もできなかった・・・・ 目の下にはクマができていた。 「これ隠せるかなぁ?」 ファンデーションで何とかクマを隠して下に行った。 「おはよー」 「夏希おはよう」 この家の中であたしのことを夏希と呼ぶのはお父さんだけだ。 「お父さん今日はいつもより遅いね」 席に着きながら聞いた。