ポツリと呟いた白羽に 「あのぉお客様?」 「あ.はいっ」 「ご指名はございますか?」 ボーイから顔写真の載ったファイルを貰い No.1と2を見て目が点になった。 本当に蓮美と美月が写ってる。 しかも決め顔して。 「じゃあNo.1か2で」 「かしこまりました」 白羽はボックスに通され 蓮美か美月が来るまで ヘルプホストと何気ない話をした。