私、七瀬遼茄。
今私は、アイドルをやっている。

私は、別にアイドルをやりたいわけではなかったのだ……。
でも母が勝手にアイドルのオーディションに履歴書を送り。
何となく演技をしていたら受かってしまった……。

私は、一回だけ。
一回だけやってみよっと思ってやったら。
仕事が殺到して後にも引けなくなってしまった。

「遼茄ちゃんこっち向いて。」

あぁメンドクサイ。
まぁ一応やっておこう。

そぉ思って私は、目線をカメラの方に向けた。

「こんな感じですか?」
「うん。いいねぇ~」

はぁ早く追わないかなぁ?

「はい。終了」

はぁ終わったぁ~
アレ? なにアッチから誰か来る。

そぉ思っていると。
スタジオに居る女性スタッフの声がザワついた。

アレ誰だ?
どこかで見たことがある顔。

あぁアレだ。
今すごく10代のの女子に人気のモデル。
柳乃悠葵。

私は、はっきり言って。
スキじゃない。

ただ顔がカッコイイだけで中は、多分バカだ……。

それにメロメロな女子もどうかしてる。
だまされている……。

私は、あんまり男子芸能人のファンには、ならない。
あんまりカッコイイとは、思えない。

そぉ私が思っていると……。
このスタジオの入り口から悠葵が私に近寄ってきた。

何だよ悠葵とか言う奴。

「なぁなぁ七瀬遼茄ちゃんだよね?」

なんだよ。

「何ですか?」

私に近寄ってくるな。

「俺大ファンなんだよねぇ!? サインくれない?」

はぁサイン?
しょうがない。
それあげれば退散するかな?

そぉ思って。
私は、悠葵にサインを書いて渡した。

「ありがとさん。」
「どぉいたしまして。じゃぁ私帰るんで。」

さて帰りますか。
こんな奴につるんでいる暇は、ない。

さて買い物行きますか。

「まってよ。」

なんだよ。

「何ですか?」

「帰り遊んでいかない?」

あぁウザイ。

「ごめんなさい。私1人がいいんです。」

「まぁいいかじゃぁね」

はぁやっとあきらめてくれたか。