「あっ、結城さん!!」

その時、たまたま族の仲間と出合った。

「何で泣いてるんすか!?何があったんすか!?!?」


「・・・さい」

「え?」

「うるせえっつってんだよ!!!!!!」

あたしは殴りかかった。
何十発も殴った。

「おい!!!」

そして、仲間がまた止めに入った。
それもかまわず殴った。


血だらけになるほど。


あたしは何十人ががりで止められた。
もし止めてくれなかったら
仲間の何人かは死んでいたかもしれない。