私の彼はあまのじゃく

初めて素直になれた。

先輩が好き。いえた。



いってみるとわかる。

こんなにも簡単なコトだったんだって…



ケータイはいつの間にか鳴り止んでいた...




「陸くん、私も好き」

「知ってます」

「…私、陸くんじゃなきゃダメなの」



朝霞先輩―…



俺は先輩の目に残っていた涙を拭う。